ソーシャルワークか心理療法か

窓の外は雨



本日も、福岡は雨が降っております。
コトノハの駐車場と玄関前は、アスファルトで舗装されていないので足元が悪くなります。来られる方にはご迷惑をおかけしております。

さてさて、最近、河合隼雄さんの本を読み返しております。
河合先生は著書がたくさんあって、どこから読もうか迷います。
市の図書館には独立したコーナーもありますが、それ以外にも心理学、宗教、文化人類学など、多岐にわたって本が並んでいます。
とりあえず、久々に「心理療法序説」を読んでいます。
難解な文章も多いですが、味わいながら読み進めています。

相談内容に関わらず、自分が行う面接が、きちんと専門的な視点を捉えているか、拠り所となる根拠、専門的な理論に裏付けされているか、ということは常に頭に置いています。
そうしないと、私という一個人の意見の押し付けにもなりかねません。
組織を抜け、一人でやっているからこそ、定期的に確認が必要になります。

コトノハで行う面接が、心理療法なのか、ソーシャルワークなのか(相談される方にとってはどちらでも関係ないのですが)実際の相談を受けていると、両方入れ混んでいるのが実際です。

河合先生のように、「ユング心理学での解釈」は私にはできませんが、先生のおっしゃる「心理療法とは」ということは実際に私も日常的に行なっています。

ご相談を受けて、行き着く先がブレないように、相談者さんが困らないように、しっかりと舵取りできるように、日々勉強の毎日です。