行きしぶり、不登校

連休が終わりました。また、いつもの日常が始まりますね。
定期的に行っている、行きしぶりの子どもを持つ保護者の方たちとのトーク会。
先日も、行いました。
否定や非難、批判をされずに心のうちを出せる。
同じ悩みを持つ方と分かり合えたり、情報を共有できる。
そういった場がどんなに大事であるのか、毎回思わされます。
「それ、だんだんとしんどくなるから、緩めた方が良いよ」
「あまり、その言葉は気にしなくて大丈夫」
「あるあるだから、それ」
経験者だから分かることもたくさんあるし、言われるとスッと受け入れられる。
車の中で一人泣いていたり、
なかなか家の中に入れなかったり、
我が子の登校する背中を見て、門の外で泣いたり、
親だって、孤独でさみしくて、どうしたら良いのか分からない。
そういった本音を共有できる場を作っております。
一方で、私はみなさんのお話を聞いて、行きしぶる子どもやご家庭へどう支援できるのか考えています。
現状の整理(子どもの状況、家庭の状況、学校とのやり取りの現状など)
親の気持ち(どこまで事情を把握できているか、それを受け入れられる状況か)
子どもの心の状態
などなど、様々な面から考える必要があります。どれを欠いてもうまくいかないし、言い方を変えると、どこかが置き去りになっているから進んでいないのかもしれません。
そして、それらの事情は、在学中に全て解決しないかもしれません。
ただ「子どもが将来、自立して、自分の人生を歩んでいける」ように周りの大人は支えること、これだけはぶれてはいけない軸だと思います。
学校へ行く行かない、より、その先の子どもの未来のために、今何が起こっているのか一緒に考えたいと思います。
行きしぶりのトーク会は、福岡県春日市のカフェで行っております。
詳細は、Instagramに載せていますので、ご覧ください。