「行きしぶり」お話し会



いつもと部屋のレイアウトをかえて、
5月15日は、「行きしぶり どこから整える」のお話し会を行いました。
ご参加いただいた方、お問い合わせをいただいた方もありがとうございました。

とても、内容が濃く、ご家庭で今日からできることもたくさんお話し頂きました。

  • 行きしぶりにつながる子どもの特徴
  • 「お腹が痛い」「頭が痛いから休む」と言った時、親がすべき対応は?
  • 今日から家庭でできることは?
  • 不登校、行きしぶりの子どもに共通する背景

どれも実践的で分かりやすく、悩みに答えてくれる内容でした。
皆さん真剣に、ふむふむメモメモ。

私が印象的だったのは、子どもの現状をきちんと捉えること。そして、その子どもの少し先を見てあげることが重要だということでした。
カウンセリングでは「学校きつかったら休んで良いよ」と言います。
子どもを緩めてあげないと、この先ずっときついよね、緩めてあげる大人も必要だよね。
そのような思いから「休んでも良いよ」と子どもにも保護者にも伝えていました。
休むことは決して悪いことではなく、必要な選択の時期もあります。
だけど、休んだ先に何が待っているのか、
これからのことを子どもも親も見えているだろうか。
そこが大事なのだと改めて考えました。

子どもの現状を把握し、将来を考えていくことは、家庭だけで担うのは大変です。
子育ては、周りの人を頼って良いと思います。

皆様にとって、身近で頼れる存在であろうと私自身も帯を締め直しました。


今回、お話いただいた臨床心理士の藤本夏美さんがいらっしゃる
筑紫野市にあるこども発達療育相談PASTELさんでは、
行きしぶりだけではなく、気になる子どもの行動など研修会を行なっておられます。
6月にも開催されるようなので、保護者の方も支援者の方もぜひご検討下さい。
詳細は、PASTELさんホームページへどうぞ。